このページでは、伊勢型紙製作キットを使って、自分でインテリア用の色紙を作ってみます。全くのオリジナルで作りたいという方も参考にして下さい。
1、原画(1)を点線の所で切ります。
2、柿渋紙の上に原画を置き四隅と辺の中央をホッチキスでとめます。
原画と柿渋紙を一緒にとめます
3、柿渋紙を原画ごとカッターで切り落とします。(原画の黒い部分を残し、白い部分を切り外します)
3,1 内側の小さな部分から彫り、外側は一番最後に切ります。
3,2 カッターは手前に引くように彫っていきます。彫りにくいと感じたら型紙の方を回して彫りやすい方向にして彫って下さい。
3,3 特製のビニール下敷きを使うとカッターの刃が痛みにくく、彫りやすいです。
3,3 カッターの刃は切れにくくなったらすぐに取り替えて下さい。
4、色付和紙(2)を点線部分で切り、色紙に貼ります。
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色紙の白い部分が見えないように貼ります。
*キットには糊は付属していません。
次のような糊を御用意下さい。
市販の家庭用・洗濯・障子張り用糊(水に溶かして使うタイプのもの)・・およそ100円程度でスーパー等に売っています。濃いめに、(水の量を障子張りの場合の3分の2ぐらいに)溶いて使って下さい。
・そのままで使うタイプのものは使わないで下さい。
5、彫り上がった渋紙を色紙の上に貼り付けます。
5,1 彫り上がった渋紙を和紙の色の位置にあわせて正確に置きます。
5,2 型紙位置をずらさないように片手で押さえ、一方を持ち上げて半分だけ糊を塗ります。
5,3 糊を塗った面を元に戻し、塗っていない側を持ち上げて糊を塗ります
5,4 型紙を元に戻し、はみ出した糊を布かティッシュで拭き取ります。
6、色紙が乾いたらお好みの額に入れて完成です。
オリジナルを作りたいという方へのヒント
絵柄は白い紙の上にマジックや墨で描くと考えやすいです。なるだけ、黒い部分がつながっているように柄を考えて下さい。
このキットでは色付和紙を使っていますが、色紙の上にちぎり絵のように和紙を貼り付け、その上から型紙を貼ってはどうでしょう?